長崎県佐世保市の郷土景観「佐世保市黒島の文化的景観」

長崎県佐世保市の郷土景観「佐世保市黒島の文化的景観」。黒島に多くの人が住むようになったのは、江戸時代後期に島にあった平戸藩の牧場が廃止されてからであった。跡地の開拓のため、西彼杵半島の外海地区などから移住者が相次ぎ島の各所に集落が形成された。移住した人々は海沿いに防風林に囲まれた住居を構え、その背後の斜面を開拓していった。多くの集落で同様の土地利用が繰り返され、特に南部の蕨地区では、防風林に使われたアコウの木が家の石垣に絡みついた特長的な景観を見ることが出来る。このような景観と、土地利用のあり方が評価され、黒・・・

場所:長崎県 佐世保市 黒島町

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掲載番号:200001014712