大分県日出町の郷土芸能「辻間楽」

大分県日出町の郷土芸能「辻間楽」。八津島神社に古くから伝わる重要神事の1つで、胸に太鼓、背中にハネと呼ばれる旗差し物をつけて集団で舞う民俗芸能。10月の大祭に社前で演じられる。辻間楽の起源は南北朝時代、戦乱で荒れた八津島神社の再興祈願したことに始まり、江戸時代には参勤交代の海上安全祈願や豊作祈願として舞われた。辻間楽は、舞の方法など最も古い形を残している楽として高い評価を受けている。現在では、日出町の祭りなどで披露されることがある。

場所:大分県 速見郡日出町 豊岡八津島神社

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掲載番号:200001015363