秋田県横手市の史跡「金沢柵跡」

秋田県横手市の史跡「金沢柵跡」。徳政夜話によれば、前九年の役の頃までは清原武則の居城で、後三年の役(合戦)において清原家衡・武衡が沼柵から移り、源義家がこれを包囲し食糧攻めによってようやく陥れた古城址です。中心は四面断崖絶壁の岩山からなり、天然の要害をなしています。この柵は古くは先住民族のシャチ(砦)として、近くは城柵として幾度か利用されたものと思われ、今もなお当時の陣営の掘建ての柱穴址がたくさん残っています。

場所:秋田県 横手市 金沢公園

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掲載番号:200001010608