奈良県橿原市の町並み「八木町」

奈良県橿原市の町並み「八木町」。古代の「八木」は、南北の下ツ道(後の中街道)と東西の横大路が交わる一帯に交通の要衝として生まれました。中世の古文書によると「数百間の屋形」が立ち「矢木市」と呼ばれていました。横大路の北側が十市郡に、南側が高市郡に属したため豪族支配の境界域となり、北側の十市氏と南側の越智氏が争いを起こすと町屋はその都度、兵火に焼かれました。兵火のたびに急速な復旧を繰り返した町並みも、江戸時代になると争乱が途絶え北側が郡山藩領に南側が高取藩領になり、元禄時代に北側が幕府直轄の・・・

場所:奈良県 橿原市

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掲載番号:200001013573