岩のほこら/岩屋堂公園内

岩のほこら/岩屋堂公園内

岩屋堂の名の由来となった大きな岩のほこらは正式には岩屋山薬師堂といい、堂内には薬師仏ほかを祀ります。725年(奈良時代)名僧行基(ぎょうき)が、修行の途中、巨大な岩窟を見つけ、時の聖武天皇の病気平癒を祈願し、3体の仏像を彫り、うち一体の薬師(やくし)瑠璃光(るりこう)如来(にょらい)を安置し、以後岩屋堂と呼ばれるようになりました。人の背丈程の天然の巨岩の祠の中には、現在は15体の仏像があります。目、耳の病気に霊験ありとか、信仰の聖地として訪れる人も絶えません。11月末の日曜日には、浄源寺(じょうげんじ)でお薬師さんが行われます。行基の熱意に感激し、無数の鳥達が木の実を供えに集まった。」との言い伝えから、鳥原の地名の由来にもなりました。

岩屋堂公園の岩屋堂。こんな大きな岩がどこからどうやってここにやってきたのか自然の不思議を感じます。此の巨石の下に行基が彫刻した薬師仏があったとのことで、現在も祠の中に何対か仏様が祀られていました。目と耳の病気にご利益があるそうです。

瀬戸市の岩屋堂公園内にある岩屋で、名僧行基が、彫刻した薬師仏を安置したと伝えられているところです。緑深い山の中で神聖な雰囲気を強く感じる場所でした。

ここで昔、行基上人が来られて当時の聖武天皇の病気平癒をいのり仏さまを彫ったとかかれています。

岩屋堂は、今から約1300年前の奈良時代・725年に、時の聖武天皇が病に倒れた際、名僧「行基」がこの地で草庵を結び、
岩で出来た祠の中で三体の仏像を彫刻して祈願したとされる地。
川沿いから少し山の方へ上がった場所に現在も洞窟が残されています。

祠の中に入って中を観ることも出来ます。
三体のうち一体の薬師瑠璃光如来像が本尊として祀られており、現在は「岩屋山薬師堂」の奥の院となっています。
目や耳の病気の予防にご利益があるとされています。