2021年度は、コロナウイルス拡大防止のため中止となりました。

岩屋堂もみじまつり/岩屋堂公園内

岩屋堂もみじまつり/岩屋堂公園内

「岩屋堂公園もみじまつり」では、静かな渓谷の中を流れる鳥原川沿いを散策しましょう。鮮やかな紅葉のアーチの下での散策はとてもステキです。夜のライトアップは岩屋堂と暁明ヶ滝へ。散策ルートの各所に配置した竹のあかりアートも幻想的な雰囲気を醸し出します。

昼間の風景もさることながら、11月中旬(2016年は11月12日〜11月20日)の夜間にはライトアップが施されます。
実際の紅葉と川の澄んだ水に映る紅葉がシンメトリーをつくり出し、視界が一斉に燃え盛るような赤と黄色の世界に覆われます。
そこにいる全ての人がその絶景を目に焼き付けんと佇み、深秋の回禄に胸を焦がすでしょう。

全国にライトアップされた紅葉は数多くありますが、ここ岩屋堂公園のライトアップは行政主催ではなく「NPO法人品野つくし会」によるボランティアが行っている珍しい場所です。試験的に行ったライトアップが好評だったため、以後毎年行われるようになりました。車いすのバリアフリーまで整備しているというから驚きです。

毎年11月に行われる「もみじまつり」の中でも、ライトアップは中旬頃の限られた期間のみ行われます。屋台も出ますので、是非日中から訪れて夜のライトアップまで楽しみましょう。

県下でも有数の紅葉の名所「岩屋堂公園」。もちろんその時期には大勢の人が訪れ、車は渋滞します。岩屋堂付近には有料の駐車場もありますが、おすすめは近郊の大学からの無料シャトルバス。もみじまつりの期間中、マイカー訪問者のために大学の駐車場を借りてバスが運用されています。本数も約30分間隔で運行されておりおすすめです。

名鉄瀬戸線を利用の場合は、終点尾張瀬戸駅から臨時の市バスが運行されます。こちらは有料となりますのでご注意ください。どちらのバスも利用客も多く大変混雑しますので、帰りの際は乗るバスを間違えないようにしましょう。

岩屋堂公園の見どころは「錦絵のようなライトアップ」。2015年は11月1日~11月30日が岩屋堂もみじまつり期間となっています。例年の見頃は11月16日~11月25日で、2015年は11月13日~11月23日の17:30~21:00にライトアップされます。鳥原川の渓谷に沿ってアーチのように枝葉を伸ばす約200本のカエデが、まさに錦絵のような幻想的な光景を見せてくれます。朱色の紅橋と、その下を流れる清流、そして紅葉の見事なグラデーションは一幅の絵のよう。光る川面に垂れ下がる真っ赤なカエデが、川面に映る「逆さモミジ」は必見です。