宮崎県都城市の河川景観「観音瀬」

宮崎県都城市の河川景観「観音瀬」。江戸時代の観音瀬は水の流れが激しく、下流は高さ10mほどの滝となっており船の通行ができませんでした。そこで第22代都城領主島津久倫(ひさとも)は、赤江港(宮崎市)への航路を開くために家臣藤崎公寛へ開削工事を命じました。工事は寛政3年(1791)10月に着工し、3年後の寛政6年(1794)12月に左岸に幅一間の開削工事が竣工しました。これにより、都城から直接赤江港までの物資の運搬が可能になり、経済が活性化しました。明治20年(1887)には県営工事による右側・・・

場所:宮崎県 都城市 高城町大字有

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