宮崎県都城市の旧街道「薩摩街道」

宮崎県都城市の旧街道「薩摩街道」。日向から鹿児島へ向かう道の一つで、佐土原城下から本庄(国富町)、高岡、浦之名、去川の関所、国見峠、有水、桜木を経て都城に至る道である。明応年間(1492~1501)に三俣院を手に入れた伊東氏が、その本拠地である都於郡(西都市)や領内からの物資を運搬するために開通させたのが始まりという。七瀬谷地区の国道10号線西側の山中約600mと岩屋野から国見峠を抜けて林道に合流する約3000mの旧道が比較的良好な保存状態を保っている。

場所:宮崎県 都城市 高城町大字有水

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掲載番号:200001015400