石川県野々市市の史跡「史跡末松廃寺跡」

石川県野々市市の史跡「史跡末松廃寺跡」。末松廃寺は660年頃に建立(こんりゅう)された北陸最古の寺院です。1937年(昭和12)に塔心跡や金堂跡の調査が行われ、1939年(昭和14年)に国の指定史跡となりました。伽藍配置は法起寺式で、金堂の規模は東西19.8m、南北18.4mと飛鳥・白鳳時代においては一般的な大きさですが、塔の一辺は10.8mと非常に大きく七重塔と推定されています。この巨大な寺院を建立したのは、北加賀を中心に一帯を支配した豪族「道の君(みちのきみ)」という説や、南加賀の豪族であっ・・・

場所:石川県 野々市市

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掲載番号:200001011862