熊本県八代市の史跡「今泉製鉄跡」

熊本県八代市の史跡「今泉製鉄跡」。今泉製鉄跡(熊本県指定史跡、昭和57年8月28日指定)は、江戸時代末期の嘉永2年(1849)に操業を始めた八代城の御用製鉄所の跡です。この遺跡一帯は、以前から鉄山床地と呼ばれており、昭和53年の発掘調査によって、地中には溶鉱炉の下部構造(本床や小舟)が良好な状態で残っていることが確認されています。ここでは、鑪製鉄と呼ばれる方法で、溶鉱炉に砂鉄と木炭を交互に入れて火をつけ、炉の両側に置いたふいごから送風して温度を上げ、鉄を作っていました。生産された鉄は、刀剣・・・

場所:熊本県 八代市

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掲載番号:200001015053