熊本県八代市の名所「十三重塔」

熊本県八代市の名所「十三重塔」。この塔は、本来十三重塔で、現在は二重が失われ十一重の塔になっていますが、高さ6.6メートル以上におよぶ堂々とした鎌倉時代の塔です。各層の塔身の四面には四方仏をきざみ、軒裏には隅木や垂木を造り出し、四隅の隅木の先には目をむき牙を出した鬼面を彫刻しており、鎌倉時代の力強さと写実性がよく表現されています。また、朱による彩色の跡もみられます。初層の塔身には次のような銘文があります。【銘文】初層塔身に陰刻銘「(奉)造立十三重石塔右為滅罪生善乃至法界(平)等利益造立如・・・

場所:熊本県 八代市

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掲載番号:200001015058